東京バリアフリー散歩みち 湯島・お茶の水 – その2

投稿者: | 2019年02月28日

こんにちは。おはトラ東京ナビゲーターのちばさとしです。

東京バリアフリー散歩みち 湯島・お茶の水 – その1 では都営地下鉄本郷三丁目から神田明神までを歩きました。さて、今回は、神田明神→ニコライ堂→東京メトロお茶の水駅までをたどってみます。

湯島聖堂に寄り道して荘厳なニコライ堂へ

正門を超え鳥居をくぐり右に折れます。鳥居に向かい、左手は甘酒茶屋。右手は男物専門の現代着物店があります。

左に50mくらい進むと、湯島聖堂前の交差点に差し掛かります。そこを左折し本郷通りをまっすぐ進、むと、左側に湯島聖堂がます。

湯島聖堂は、5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟であり幕府直轄の儒学学問所です。

こちらは、史跡なので手が加えられておらず階段や段差が多く、今回のコースには入っていません。

湯島聖堂を超えると軽い坂道を下り、聖橋に差し掛かります。正面にニコライ堂が見えてきました。手間のビルの先を右に入るとなだらかな坂、すぐにニコライ堂の入口です。

歩道もありますが、車通りの少ない道なので車道を広く通っても大丈夫な感じです。

こちらは中を見学するには、信者以外は¥300以上の献金が必要です。ボランティアガイドの信者さんが案内や説明。また車椅子でも入堂のサポートをしてくださいます。

中も素晴らしい建築です。こちらロシア正教はパイプオルガンは使わずに、ア・カペラの無伴奏合唱で聖歌(賛美歌)を歌うそうです。イタリア語のア・カペラの語源は「聖堂にて」「礼拝堂風に」という意味で、キリスト教の原点の礼拝形式だそうです。土曜の夜と日曜の昼に礼拝があり、信者でなくても参列できるそうです。

明治大学博物館と阿久悠祈念館

感動を受けたニコライ堂を後に明治大学博物館を目指します。前の道を左に折れまっすぐ進むと明治大学アカデミーコモンという建物に着きます。その地下に明治大学博物館があります。

 

こちらには60年の歴史を持つ博物館と、同大OBの作詞家、阿久悠さんの記念館があります。最新の建物に移設されたのでスロープやエレベーター等も整備され、展示物も低めの台に展示されているので、車椅子でも見やすく作られています。

明治大学博物館には「商品博物館」(商学部:日本の輸出伝統工芸品等)、「刑事博物館」(法学部:日本と世界の刑法史や刑罰)、「考古学博物館」(文学部:石器・土器・埴輪等)が統合展示されており、こちらも数人のボランティアガイドの方が待機、判りやすく解説案内してくださいます。見ものは刑罰具のレプリカ。原寸大の処刑具等は強い衝撃を覚えます。気の弱い方は通過した方が良いかも知れません。

さて、お勧めは隣接の阿久悠記念館。阿久悠さんの経歴や、多くの小説著書や作詞した作品の数々を見たり聞いたりすることが出来ます。掲示の作品年表を見ると、60年代からの日本のヒット歌謡曲のタイトルで郷愁に浸れると共に、「えっ。あれもこれも作品?」と、その作品の多さに驚かれされます。またパソコンコーナーではその作品の楽曲を選択してフルコーラスで聴くことが出来るので、時間を忘れて楽しむことが出来ます。

ちょっとよりみち東京都水道歴史館

明治大学博物館の入っているアカデミーコモンの前の道を御茶ノ水駅の方へ向かい、駅を越しそのまま神田川の橋を渡ると、左手に順天堂医院とその左並びに順天堂大学が見えてきます。順天堂大学の前の横断歩道を渡り、二棟の大学の間の道を北に入ると50m程で東京都水道歴史博物館があります。

   

東京都水道歴史館は順路は二階から。入り口正面にエレベーターがあるのでこれで二階に向かいます。二階は江戸時代に神田上水、玉川上水など水道の前身の成り立ちや計画、設備を紹介しています。江戸の町家のくらし再現もされており楽しめます。一階は明治維新以降の近代の水道の歴史を解説、展示しています。最後に水道水を味わうコーナーもあります。

さて水道歴史館からメトロお茶の水駅に戻って今回の旅は終了です。いかがでしたか。アップダウンの多いところもありますが、天気の良い日に東京の歴史を学べるルートです。

さらに足を延ばすとお茶の水ソラシティワテラスエキュート神田万世橋など素敵なエリアもありますので、それはまたの機会に寄ってみましょう。