鬼無里 冬のたたずまい

この1月、長野市の鬼無里地区をモニターツアーで訪問しました。

東京駅から長野駅までは1時間半弱、そこからバスにゆられて40分くらい。東京から来るなら、車より鉄道と路線バスがおすすめです。

近い山と遠い山が晴れた空の下にくっきり姿を見せていました。キルト作家くろだあつこさんの住む光あふれる山小屋風のお住まいを訪問し、3種の玄米餅や乾燥野菜、乾燥フルーツなどなどをおいしくいただきました。

 
翌朝、雪のそぼ降る鬼無里の山里のフットパスのルートを、歩きました。景色はあまりなかったけれど、雪降る中を歩く体験で、子供のころスキーで雪山に遊んだ記憶がよみがえりました。途中、国の重要指定文化財(!)で室町時代の建築様式を残す白髯神社の本殿も見学させていただきました。雪にたたずむ白髯神社は静かにそこにありました。

手作りのお豆腐、箱善でいただく土地のもの、そして自然を大切にし「あるをつくす(感謝してきれいにいただく)」の気持ちをよく学ばせていただきました。

宿泊施設鬼無里の湯は、水芭蕉で有名な奥裾花自然園へ車で60分、JR大糸線の白馬駅へ車で30分という立地にあり、北アルプスの景色を楽しみ、山里をあるき、自然の恵みをおいしくいただいて、ゆったり温泉につかるというぜいたくな過ごし方ができそうです。

館内入り口、食堂などへの主要導線はバリアフリーで、車いすなら4室ある洋室利用がおすすめです。お風呂は大浴場利用が可能で(車いすの場合は介助が必要になります)、トイレは館内2か所にあるバリアフリー仕様のトイレが使えます。食事の介護用アレンジは対応していません。

私が止まったコテージは、入り口に家屋の玄関のような段差がありました。2段ベッドと和室で6人泊まれて家族にやさしい価格設定。中型犬1頭まで一緒に泊まれるとのことです。

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