東京旅行介助&おもてなし研修 第3回 実施報告 –上野公園、日本橋の博物館を行く

10月3日の東京旅行介助&おもてなし研修のご報告です。

心地よい秋の晴天の中、新しくなったJR上野駅の公園口に集合しました。JR上野駅と上野公園の間の車道はなくなり、改札と公園が直結になりました。これはうれしい変化です。さて、まずは準備体操、車いすの動作確認をしていざ出発。上野公園は知っていると思っていても、他人を案内するとなればよりよく全体を把握しておく必要があります。どんな施設にどんな展示があるか、また、公園内のトイレや疲れた時に座れる場所などなどを考えておくことも重要です。

上野恩賜公園の全体像を確認
上野恩賜公園の全体像を確認

今回の目的地の一つ、東京国立博物館に到着、施設全体の概要や展示内容を皆で確認し、その後、インフォメーションで、障害状況に合わせてどんな対応が可能かを聞き取り調査させていただきました。(窓口のご担当者の方、ご協力ありがとうございました。)東京国立博物館は、博物館としての歴史、収蔵品の数々のすばらしさは言うまでもありませんが、本館裏の日本庭園も各地から移設された茶室、池、木々の緑が気持ちよい空間をつくっていました。

東京国立博物館のバリアフリー状況は?
東京国立博物館のバリアフリー状況は?

上野東照宮で車いすのアクセスルート確認、石畳の道の車いす走行の練習、彰義隊の墓、西郷隆盛の銅像を案内する練習をして、地下鉄銀座線の上野駅へ。エレベーターを使う車いすルートを探しつつ無事に銀座線ホームへ。

上野東照宮鳥居前
上野東照宮鳥居前 さて、この段差をどうするか。
上野の西郷さん
ほがらかにアメ横を望む(?)西郷さん

日本橋駅で下車し、コレド日本橋を通って、旅の安全と富くじ当選にご利益のあるという福徳神社をお参りし、旅のコンシェルジュ 室井さんのリードで日本橋と日本橋近辺の歴史について勉強をしました。

福徳神社 「神社階」行エレベーター
福徳神社 のエレベーターは「神社階」行き

さらに、徒歩5分で貨幣博物館へ。明治大正期に古貨幣収集家・研究家であった田中啓文氏が1923年に開館した「銭幣館」がこの博物館の事始めです。2015年にリニューアルされ、展示が車いすの方にも見やすい高さになりました。音声ガイドを使うと古代から現代までのお金のストーリーがとてもよくわかります。

貨幣博物館は2015年にリニューアル
2015年にリニューアルされた貨幣博物館

今回は移動距離が短めでしたが、その分いろいろな実習、体験もできて、参加者の皆さんにも新しい発見の多い研修となったようです。


今後の予定

次回は11月15日(日) 新宿御苑の日本庭園を味わいつつ、新宿WEバス車窓からの新宿の街並み、都庁展望室、京王プラザホテルのユニバーサルルーム見学、といったメニューになります。新宿御苑は広大な敷地に、それぞれの森、庭園がそれぞれの雰囲気を備える素晴らしい公園で、大木戸休憩所そばの玉藻池の景色はなかなかのものです。また、京王プラザホテルでは部屋の雰囲気を損なうことなく様々な方が利用できるというコンセプトで作られているユニバーサルルームを見学する予定です。

新宿御苑 玉藻池
江戸時代の内藤家の屋敷跡の面影を残すといわれる新宿御苑 玉藻池

11月から1月(第4ー6回)の研修についてはこちらをご覧ください。


参考 ― 施設バリアフリー情報 ・ 観光情報など