昨年11月と今年の2月の2回、東京都が実施している事業者向けクセシブル・ツーリズム研修に参加しました。
第1回目は、障害者差別解消法の主旨や心のバリアフリーのコンセプトを学んだうえで、不自由な体を疑似体験し、どのようなサポートが必要かをまさに「体感」しました。
また、第2回では、障がい者差別解消法により高齢者や障がい者がより観光や旅行に積極的に参加できる状況が整った一方で、そのために事業者側にはどこまでの努力が求められるかといった点について、突っ込んだ議論がなされ、実際の旅行提案をつくるグループワークなどを通じて、アクセシブル・ツーリズムの現実的な対応について学びました。
旅行の提案にあたっては、しっかりとお客様のニーズと制約を聞き取り、それに基づいて旅先での「点ではなく動線で」情報収集を確実に行うことの重要性を再認識する機会となりました。
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ゴーグルと手袋と耳栓を付けてガイドブック読み、ガイドさんの説明を聞くのは至難の業。